何を着て、どう撮られるのかモデル自身が考える
『モデル自身が自分で、いちばん似合うと思う服を着て、似合うヘアメイクを
セルフで行い、自らフォトグラファーに指示をする』。それが今回の課題。
このコンテンツで登場する佐々木えるざはまだキャリアも浅い新人モデルです。
その彼女にいつもの「モデル」としての仕事のやり方と真逆の指示を、事前に
伝え、撮影にのぞむスタイルを考えてもらう。つまり「自分の見せ方」「弱点
や強み」をどこまで客観的に理解しているのか、印象を受け取るモデルにとっ
てのクライアント側(それは広告会社かもしれないし、カメラマンかもしれな
いし、ファッション誌編集部かもしれないし、その読者かもしれない)に即座
に分かってしまうはず。
このモデルのための「Photoshoot」では、佐々木えるざという新人モデルを
通じ、今後1年どうやってプロのモデルとしての自覚を感じ取るように持って
行くか。モデルとして必要な要素を学んでいき、実践できるようになっていく
か。そういうワークショップに育っていく予定です。自分の考えている自分と、
求められてるプロのモデルとしての自分。客観的にモデルとして自分の本来持
っている資質をまずは気づいてほしい。
それが一回目の課題のコンセプトです。